「川崎堀に七堰があるが現地に行ってもどこに位置していたのか。用水はどのように流れていたのか分からない。」二ヶ領用水竣工400年プロジェクト準備委員会の中でのそんな疑問から、川崎地名研究会と二ヶ領400年プロジェクト有志による二ヶ領用水川崎堀七堰の調査が開始された。調査は迅速測図をはじめ、地籍図、水路絵図、村絵図などの古文書にあたる所から出発し、不確かな部分は堰の近隣の方からの聞き取りも行った。そしてこの度、平成23年2月に『二ヶ領用水川崎堀七堰 調査報告』が完成した。