利根川河口堰とは 幹川流路長さ322Km、流域面積16,840kuを有する国内最大の河川です。 昭和30年代からの首都圏の水需要の急激な増加及び渇水に伴い、海水が 50Kmも上流まで逆流して農作物をはじめ生活用水にまで塩害を及ぼす事態 が頻発し、特に昭和33年の異常渇水には千葉県の農作物だけで約5億円の 被害となり、これが利根川下流部の干塩害が契機となって利根川河口堰の 建設機運がたままり、昭和40年12月着工し6年の工期と約125億の事業費で 昭和46年6月に竣工した。