NPO多摩川エコミュージアム:第三回研修会(川の編)
          2005-12-14(水)
”相模原水系”見学会


荒川・利根川・に次いで今回は相模水系の研修・・・川の役割と生息の魚以外に、宮ヶ瀬湖〜ダム
の放流も見たい・・・そんな思い出で・・・コースに従って・車中は和やか・・・・

JR武蔵小杉駅前→(環状8号線)→川崎IC(東名高)→(129・412号線)→中津川上流宮ヶ湖

→【宮ヶ瀬ダム】→(412号線)→【本流水郷田奈】→相模川ふれあい科学館→相模大堰→

JR武蔵小杉駅前(18時の予定)


首都圏最大の宮ヶ瀬湖「ダム」周辺です 東京、横浜から50KM相模川水系中津川に位置します

パート1,宮ヶ瀬ダム:ダム完成 H13年3月  運転開始 H13年4月

   ダム
2本の導水管で相模ダム・城山ダムと連携して水資源
を合理的に利用する我が国有数の大規模な重力式
コンクリートダムで世界的に評価されたPCR工法製
(1)堤高:156m
(2)堤頂長:≒400m
(3)堤体積:2,000,000立方m
(4)非越流部標高:290m
  貯水池

(1)集水面積:213.9ku
(2)総貯水容量:193,000,000立方m
(3)有効貯水容量:183,000,000立方m
(4)常時満水位:EL.286m
ダム堤からの宮ャ瀬湖 手前が大山です
ダムの全貌です やがて放流します
上から放流口の眺望
左図の延長
午前11時:6分間の観光放流です。下面に放流の しぶきと太陽光線作用で綺麗な虹が出来ました

ここで記念写真

パート2,宮ヶ瀬資料館での研修会

  相模川水系の水の総合運用の研修会です
宮ヶ瀬ダム・相模ダム・城山ダム道志ダムを導管で
繋いで総貯水量3億トンのダムの効果を実現している
宮ヶ瀬ダムは水道:400万人分 発電2万5千世帯賄う

パート3,相模川本流、水郷田奈 ダム周辺整備「人と自然、都市と地域の交流・共存をめざす自然公園
                              的機能を持つた都市近郊リゾート地形成を基本理念とした、まちづくりの
                              整備を県・地元 町村が協力して作っている。
               具体的:「水の郷商店街」「研修センター」「遊びどころ」 

パート4,ふれあい科学館 (相模市)

相模川の流域別に生息 魚です・・・130余種その内50種類をこの科学館水槽で飼育しています、
写真は代表です。相模川は鮎川とも言われています、アユの遡上は1200万匹・・多摩川の10倍です
やはり水は流域人口が少ない事もあり、綺麗なのですね〜 それだけではないね?
上流
中流

河口

パート5,相模大堰  河口から12Kmの所に 相模取水と社家ポンプ場がある、宮ヶ瀬ダムに貯まられた原水を
             取水して綾瀬浄水場に導入している、(河口から12Kmの所で原水が取水できる環境は素晴らしいね、
             多摩川とはここが違います)魚が遡上する魚道は左右にあります・・・年間1200万匹です\(◎o◎)/!

↑は相模大堰です ↑は年間1200万匹が通る魚道です

好天に恵まれた師走の一日、相模水系をめぐり、見聞と豊富な資料で楽しい実のある一日でした、ご案内戴いた京浜
河川事業所の斎田課長・土屋係長・坂本所長さんのご配慮の賜物です、有難うございました。
                                                      
                                                      リポート:眞田 強