ふれあい松戸川『流域保全水路』


バスで約1時間で:川をきれいにする プロジェクト:江戸川・坂川ルネッサンスに到着、
『川をきれいにする活動』の研修でした。

 江戸川・坂川のルネッサンスを語る
江戸川河川事務所女性職員

 綺麗な坂川も1990年頃から住宅の開発と共に家庭や工場排水が流れ込み坂川が汚れてきた。汚れた川の水が江戸川に流れ込も為、江戸川の水から作った、水道水は「かび臭い」、「おいしくない」と言われ、評判がよくありませんでした。
 自分たちでよごした水が自分たちの飲み水にまで影響を与えてきた。
 江戸川の水が東京都に住む約250万人の水道水に利用されている。さぁ〜大変「清流ルネッサンス」の開始 ・・・と官・民が動いたと語る!女性職員
 
坂川の水を浄化して江戸川と分離
・下水道の整備(下水処理率65%・・多摩川は98%以上と言われている)
・浄化施設:微生物の浄化作用の応用です
 
「古ヶ埼浄化施設」1998年完成
・導水:綺麗な利根川の水を坂川に入れて希釈する 北千葉導水路2000年完成
◎流水保全水路を造った
「ふれあい松戸川」
 江戸川の浄水場で水道水をつくるときに、坂川浄化水が混じらないように、浄水場の下流まで迂回する水路を作り、坂川の水を江戸川と分離した。
◇江戸川河川敷にできた新しい川「ふれあい松戸川」は流水保全水路の一部です
江戸川には浄化水が流れていない(無窒素に近い水です)
これからふれあい松戸川に行きましょう
途中の河川敷に:左下三角物体は「江戸川松戸フラワーライン十周年記念碑」です。この花畑は平成7年に「緑花清流のまちづくり」実施に向け、市民と行政のパートナーシップのもとで作られた。春はレンゲ、秋はコスモスの花畑がスタートいたしました。・・・・今後も松戸市民のシンボルとして市民の皆さんに親しまれれば幸いですと・・・・書かれてありました。
「古ヶ埼浄化施設」からの浄化水口です、COD
は基準をクリァーしていますが、水道水には適し
ない(多摩川と同じですね)ので、これが水道水
を作る江戸川に流れ込むと江戸川から水道水
を飲んでいる約250万人から悪評が出るから
・・・・・・別水路『ふれあい松戸川』を作り江戸
川の水道水と分離している


 (浄化された多摩川の羽村堰下流河川から
水道水を作れないのと全く同じですね・・・)


↓きれいな ふれあい松戸川です 
  ”青色の空と川”今日の作品の一品
この川が、流水保全水路 通称『ふれあい松戸川』です 江戸川浄水場下流で江戸川に合流します
江戸川・松戸 フラワーラインのオオイヌノフグリの群生
最後に本日の案内及び講師を務めていただいた
江戸川河川事務所職員

藤田計画課長・土屋係長及び二人の担当女性さん
に心からのお礼で現地見学会を終わりました。

2時間余りの車中では皆さんの紹介を兼ねた本日の感想で見学会の意義が感じとれ大変意義深い
楽しい河川研修会でした。

車中からの都内荒川と夕焼け風景を楽しみながらの帰路でした。


計画をされた、長島理事に感謝申上げて、朝の出発地武蔵小杉で無事解散しました。