協力いただいた20の市民団体から活動する「きっかけ」は何かを調べると
大きく2種類に分けられた。1つはスタート時に行政が何らかの形で関わっていたこと。もう1つは市民
自身 が以前から課題意識を持っていたことである。
1) 行政が関わった
例えば都市マスタープラン、区作りプランなどを通してワークショップや勉強会をやることによって
市民の間に問題意識が生まれた。
健康の森での作業によって緑に対しての問題意識が生まれた。
区から委託された事業を通して変貌する街を記録していくことで活動が始まった。
などなどである。
2) 市民自らの意識が反映した
例えばゴミの山となっている何らかの跡地を掃除しはじめた。
町内会などの整備活動に参加した。
地元の歴史を保存しようと立ち上がった。
商店会の活性化。などなどである。
以上両方どちらにしても市民が問題・課題意識を持ったことが市民活動の「きっかけ」といえる。
さらに話し合いだけでなく、市民自ら解決するために楽しみながら身体を動かしていることが市 民活動が継続している因と思われる。