11月23日、せせらぎ池周辺のタコノアシの個体数と被度調査を行いました。
希少種であるタコノアシの現状把握と、現在のせせらぎ池周辺の環境の指標として具体的に記録をとる必要性を感じ、調査することになりました。
初めての事なので手探りではありますが、「まずはやってみる」「記録を残す」を優先に取り組みました。
8月の台風による冠水の影響で、上部が折れて背の低い個体や、倒れ込んでしまったまま接地面から根を出して、その状態で上向きに枝を多数伸ばし結実している個体もありました。
それをどうカウントするかなど難しい面もありましたが、タコノアシの生態をより知ることができました。予想に反してたくましい植物で驚きました。

また今回の調査には虫に詳しいボランティアリーダーが同行していたので、調査後は虫観察しながらせせらぎ館へ戻りました。

オオカマキリ
ツチイナゴ
ハスモンヨトウ?
チュウゴクアミガサハゴロモ
カメムシ