日時:2024年7月6日(土)
活動場所:せせらぎ池
人数:ボランティア25名+専修大学体育会の学生30名+見学者4名

<今回の活動>
アイオオアカウキクサ(324kg)、アレチウリ(4.85kg) 計328.85kg 防除

毎月第一土曜恒例のせせらぎ池生物多様性保全活動。
7月6日は前回同様、アイオオアカウキクサの防除を中心に、アイオオアカウキクサ防除班とアレチウリ防除班に分かれて活動しました。
最高気温が35度を超える猛暑の中、作業時間を30分に限定して、短時間集中で活動を行いました。

アイオオアカウキクサ防除班は、ボランティアの皆様の意見を募り、ザルとバケツリレー方式を導入しました。
まず胴長着用組が池の中に入り、ザルでウキクサをすくってバケツに入れ、また網でウキクサを岸に引き寄せ、岸際で待機している人がバケツに入れます。
次にウキクサが入ったバケツをバケツリレー方式で運搬しビニール袋に収容します。
結果、非常に効率よく防除活動を行うことができ、30分という短時間にもかかわらず、総計324kgのアイオオアカウキクサを回収できました。

なお、今回は専修大学体育会の皆様に、バケツリレーや回収袋の運搬にご協力いただきました。
ウキクサの防除は結構な力仕事のため、本当に心強かったです!ありがとうございました!

続いて、アレチウリの防除です。
今回アレチウリ班は4.85㎏を防除しました。
せせらぎ池地区の下流側は、昨年何度もアレチウリの防除を行ったので、今年は確実に減っています。
反して上流側は、昨年夏以降クズなどが茂って立ち入ることができずあまり防除できませんでした。
そのため今年は大きく育っており、今回は大きくなりすぎて根っこから抜くことがなかなかできない状況でした。
アレチウリの防除の場所を定期的に移動したほうが良いのではと思いました。

今回の活動では、普段、周辺を散歩されている方が、池の異変に気づいて活動に参加されたという話がとても印象的でした。
これからも、身近な自然環境に対して、皆でできることを考えていける、そんな活動になればいいな、と筆者は願っています。

次回も夏真っ盛り、とても暑い中での活動が予想されますが、安全第一で、楽しく活動ができればと思います。
皆さんの参加を、心よりお待ちしています!

防除前
防除後

作業の様子

作業後、多摩川自然情報館の方から防除活動についてのお話がありました。