作業を終えてからは植物相調査でお世話になっている小澤さんに、多摩川の植物というテーマで講習会をしていただきました。

植物の調査方法は、群落組生調査、モニタリング調査などの方法があります。
中には花の時期にならないと同定できない植物もあり、複数の特徴や季節の経過から観察し、種類を絞っていく事もあるようです。
また、早春には雑木林や田植え前の水田、春には土手草地や水際など、季節によって注目していくポイントも変わってくるそうです。

今回のお話の中で印象的だったのが、場所によって植生は放置する事で弊害が生じ、人の手がある程度入った方が豊かになる場合があるという事と、川は常に動き、生きていると仰っていた事でした。

今回の講習を受け、せせらぎ池周辺の動植物の環境保全活動に生かしていけるようにますます頑張りたいと思いました。