初夏の多摩川

5月の作業は快晴の空の下、夏のような暑さの中で行いました。作業の時間は1時間ほどですが、暑さのせいでいつもより体力を消耗した気がします。
でもサンサンと輝く太陽の下で、植物達は元気です!

川岸ではアカツメクサが満開です。
アカツメクサは小さな花が沢山集まっていますが、一つ一つの花の形もなかなかユニーク。

こちらも川岸に群生しているナヨクサフジ。よく見るとアカツメクサと花の形が似ていますね。実は両方ともマメ科の草です。
ナヨクサフジは作業後の「侵略的植物クッキング」で、花をゆでて食べましたがクセがなくて甘みもあり美味しかったです!
ただし沢山食べると悪影響がある可能性があるので、食べすぎには注意!

左は真紅の鮮やかな花が目を引くアカバナユウゲショウ。夕方に咲くので夕化粧という名前がついているということですが、真昼間から咲いています。
右はアメリカフウロ。小さい花なのでついつい見落としてしまいがちですが、可憐で繊細な花で、私が好きな花の一つです。

さて最後はカイコです。
作業前に昆虫好きのリーダーから多摩川に生息するクワコについてのレクチャーがあったのですが、その際、クワコと比較をするために持ってきてくれました。カイコの原種がクワコだと言われています。
実をいうと虫の幼虫系は私は苦手なのですが、カイコはかわいかった!特に桑の葉をむしゃむしゃ食べている様子は愛らしいです。
ちなみに目のように見えるものは模様で、実際の目は口のすぐ横くらいにあるそうです。
余談ですが、カイコやクワコの成虫はとっても不思議な姿形をしているので、興味がある方は調べてみてくださいね。
花も昆虫も知れば知るほど、興味深いですね!


投稿者:アキコ