日時:2025年2月1日(土)
活動場所:せせらぎ池
人数:31名

<今回の活動>
〇防除活動:ヤナギ枯葉・アイオオアカウキクサ(35.47kg)、ウチワゼニクサ(21.14kg) 計56.61kg 防除
〇「二か領せせらぎ池について知る」講演会
〇餅を焼いて食べる交流会

■保全活動
〇せせらぎ池班
今月の池班は2グループに分かれて、水面にたまったヤナギの枯葉と一緒にその中に混ざっているアイオオアカウキクサを防除しました。
ざっと見ただけではアイオオアカウキクサは枯葉に紛れてなかなか見つかりませんが、じっくり探すと点々と見つかります。
個体そのものは小さくなっているように感じますが、暖かくなればまた旺盛な繁殖力で増えることになるので、枯葉などの浮遊物と一緒に出来る限りすくい取りました。
(緒方)

〇ウチワゼニクサ班
今年から、生物多様性保全のための外来種防除活動に参加しています。
2月はウチワゼニクサ(ウォーターマッシュルーム)という植物を地道に抜きました。
水中~水際に生えている株は株元の土も柔らかく根からスルッと抜けますが、陸上は根がプチプチ切れるので、切れないように注意しながら抜いていきます。
こういった活動に自分が参加するとは思ってもみなかったのだけど、生物多様性の保全や豊かな生物相の維持はいわゆる外遊びだけじゃなく、食生活にも密接に関わってくるということを知り、せめて身近なところだけでも貢献したいです。
わたしも学生時代はブラックバスを釣ったりしていて、外遊びの楽しさもわかるので、なんとか良い方向に進むといいなと思う次第です。
(ワタナベ)

■「二か領せせらぎ池について知る」講演会
・二か領せせらぎ池のなりたち(流田)
・植生図と目録、植物相調査報告について(緒方)
・タコノアシの個体数と被度調査報告(わけー)
・多摩川の昆虫たち(イイダ)
・多摩川の鳥たち(流田)
・アレチウリ春夏秋冬(のん)
・二か領せせらぎ池で保全活動をする意義と、今後の展望(のん)

■保全活動の声
「せせらぎ池をもっと知ろう」と言うことで歴史やそこに生息する生物などを知ることができました。
それが終わった後はお待ちかね餅を焼いて食べる時間です。
先月と網が違いよく焼けて美味しかった。
楽しく保全活動ができるこの集まりは楽しいです。(いけだ)

■せせらぎ池の生きもの
生きものギャラリーにて、せせらぎ池周辺で撮影した生きものの写真を随時更新中です!

■2025年3月1日㈯の活動について
○外来生物防除活動
○「土壌冷却微生物をさがせ!」実験
○生物多様性×ボードゲーム「ビオトープつくろう」をプレイ!!
詳細はTOPページをご覧ください!

作業前
作業後

作業の様子