春爛漫!花の同定に沼る。。。

桜が綺麗に咲き乱れ、春がやってきました!
せせらぎ池周辺にも沢山の野草が花を咲かせ、散歩が楽しい季節です。

オランダガラシ(クレソン)
オランダミミナグサ
ハナニラ
ヒメオドリコソウ
カキドオシ
セリバヒエンソウ

セリバヒエンソウは漢字で書くと芹葉飛燕草。横から見ると燕が飛んでいるような形に見えるとか。なかなかユニークな形で好きな花の一つです。
次はイヌノフグリ系3連発!

タチイヌノフグリ
オオイヌノフグリ
コゴメイヌノフグリ

コゴメイヌノフグリは白く可憐な花で群生している様子はとても綺麗ですが、最近は増えすぎて厄介者扱いされています😅
さて、タイトルにあるとおり、花の同定についてここから。同定というのはわかりやすく言えば、花の名前を調べること。
野草は似たような花が多いので見分けるのは一苦労ですが、ポイントが分かって見分けられるようになると、より野草観察が楽しくなりますよ!
まずはカラシナとセイヨウアブラナ。

カラシナ
カラシナの葉
セイヨウアブラナ
セイヨウアブラナの葉

花を見てもどちらかわかりませんが、葉の付き方を見ると一目瞭然!葉が茎を抱くように付いていればアブラナです。
次はちょっと難易度が上がって、ヘビイチゴとヤブヘビイチゴ。

ヘビイチゴ
ヘビイチゴ
ヤブヘビイチゴ
ヤブヘビイチゴ

こちらのポイントは副萼片(先がギザギザになっている方)なので、必ず裏側も確認する必要があります。副萼片が花びらより短ければヘビイチゴ、長ければヤブヘビイチゴです。
次は番外編でナヨクサフジとカラスノエンドウ。花を見れば一目瞭然ですが、花のない状態で見分ける方法です。

ナヨクサフジ
ナヨクサフジの托葉
ナヨクサフジの葉
カラスノエンドウ
カラスノエンドウの托葉
カラスノエンドウの葉

葉もよく見ると違いますが、葉は個体差が多くてそれだけで見分けるのは難しいことが多いです。そこでポイントになるのが托葉(たくよう)という葉の付け根についている物体。写真を見ればわかると思いますが托葉は明らかに違う形をしていますね!豆系の草が群生していたら托葉もチェックしてみましょう!

花の同定も楽しいですが、鳥も種類がわかると楽しい🦆

カンムリカイツブリ(冬羽)
カンムリカイツブリ(夏羽)

冬羽と夏羽で別人(別鳥?)の様になっているカンムリカイツブリ。個人的にたてがみのような飾り羽のある夏羽が好きです。いつも遠いところにいるのでボケた写真しか撮れないのが残念。いつか近くで見られるのを期待して、観察を続けてみようと思います!

投稿者:アキコ