多摩川の河原には数多くの特定外来生物(植物)が生え広がって、多摩川に生き残っている準絶滅危惧植物の生存を脅かしています。二ヶ領せせらぎ館では、多摩川クリーンアップ活動の一環として、『特定外来生物(植物)防除活動チーム』を立上げ、防除活動を通して多摩川の植物保全活動を実施して行きます。
この活動をクリーンアップ活動の中で行う理由の一つに、防除した特定外来生物(植物)の最終処分が一緒に行えることです。川崎市環境局には焼却処分をお願いしました。河原に生息する特定外来生物(植物)を根から引き抜き、そのままビニール袋に入れ密閉して集積所に集め、環境局に引き渡します。これを実施することで、他への拡散を防ぎます。
このような手順でクリーンアップと一緒に活動します。是非一緒に活動しませんか。
本年度は、二ヶ領せせらぎ館周辺エリアで防除活動を実施します。夏までの時期に「アレチウリ」を対象に防除活動を行い、8月からはオオキンケイギクとオオフサモの防除も実施します。
10月4日(土)残暑の中14名の参加で防除活動を開始ししました。今回はせせらぎ池周辺でアレチウリの防除とホテイアオイを中心に行いました。写真に写っているビニール袋は合計で188kgとなりました。その内ホテイアオイは140キロで埼玉から参加された緑化再生機構さんが肥料に再生します。皆さんお疲れさまでした。