妙楽寺(あじさい寺)

川崎市多摩区長尾の妙楽寺のあじさいが見事に咲きほこっています

         あじさい寺
 咲誇る梅雨の頃多数の参詣人が訪れる。幻のの寺
と言われた、鎌倉時代の長尾山威光寺の旧跡である
と言われています。

 鎌倉初期には源頼朝が源氏累代の祈願寺として保
護を加え、弟の全成を住職に任じている。

 本尊は阿弥陀如来で天台宗の寺院。開山、開基は
不明ですがもとは世田谷領深代寺の末寺だった。
 
 木造薬師如来座像と両脇座像を安置した薬師三尊像
は川崎市の重要歴史記念物です


 梅雨の季節は萌える緑に埋まった境内のなかに群生
する約千株の”あじさい”が色鮮やかに花の宴をくりひ
ろげている。



  露をふくんだ花びらが重く頭を下げ、花びらが束になって浮かびあがってくる、その淡い
青色が細やかな雨の糸に洗われ、化粧しなおして紫色に変化していく美しさは格別でした。
6月末まで楽しまれます

                                                  撮影:07-06-23  sanada