中瀬河岸にも、一時期新渡しと呼ばれる渡船が就航していた。
羽田の穴森とを結んだ早舟だった。
中瀬河岸にも、一時期新渡しと呼ばれる渡船が就航していたようだ。羽田の穴森とを結んだ早舟だったという。次の大師の新渡しよりも、川崎大師までわずかばかり近かったので繁盛したらしい。いつごろからどのように始められたのか、詳しいことは不明だ。
また、この河岸から対岸の羽田とを行き来した作場渡しもあったようだが、いまのところ詳細は分からない。